顔全体に広がったニキビが改善
【治験症例 4】
バセドウ病・尋常性座瘡(ニキビ)
23歳・女性・会社員/身長152cm・体重50kg
◆症状の経過
就職して間もなく、動悸や息切れを感じるようになり、易疲労感や食欲不振が強くなり、3ヵ月間で10kgやせた。
甲状腺専門病院でバセドウ病と診断され、投薬治療を始めた。仕事も忙しく、職場の人間関係でもストレスを感じていた。そのころから前額部に尋常性座瘡(ニキビ) ができ始め、1ヵ月で顔全体に広がった。皮膚科で治療3ヵ月間受けたが、効果がなかった。知人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦10分間、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④(2号集光器使用)・顔面部⑯(1号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
治療器を求め、自宅で光線治療を始めた。治療1ヵ月後には疲労感がなくなり、ジムに通って定期的に運動を行うようにした。食欲も回復し、熟睡できるようになった。2ヵ月後には、ニキビがすっかりなくなった。3ヵ月後には、甲状腺機能も正常になり、動悸や息切れもなくなり、頻脈もなくなったので、
バセドウ病の担当医に大変驚かれた。以後5年経過しているが、ニキビ、バセドウとも再発はなく、体調は良好である。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著