立てず、歩けず、寝られぬ夜の硬直がとれた
大阪府/60歳・男性・理容業
私が光線療法を愛用するようになって、もう25年あまりになります。これまで、光線療法で助けられたことは数限りなくありますが、なかでもとくに印象深い体験を報告したいと思います。
最初は、光線療法のきっかけになった体験です。30歳代半ばに、突然左足が硬直して動かなくなり、立つことも歩くことも寝ることさえできなくなりました。
当時、理容業という仕事がら、連日16時間以上も立ちづめで働いたので、腰痛や下肢のむくみが出ていたにもかかわらず、深夜のアルバイトを始めて過労がピークに達していたからだったと思います。
店の常連さんから光線療法を紹介していただき、早速治療器を求めました。3000-5000番やキノノリス(当時は1000番とは呼んでいなかった)と3001番や3002番の組み合わせを使用して、両足裏部⑦や腰部⑥を中心に毎日30~60分間照射しました。1週間で強い痛みがとれ、仕事に支障がなくなりました。
その後は、両足裏部⑦と両膝部②を毎日照射していました。すると驚いたことに、光線を照射すると鼻の奥にたまっていた蓄膿が、のどに降りてくるようになりました。それを吐き出すと鼻がすっきりして、鼻の通りがよくなりました。4~5日そんなことが続いたあとからは、鼻詰まりがまったくなくなりました。
それまではよくいびきをかき、睡眠が浅かったので、目覚めもいまひとつすっきりしませんでした。ところが、鼻詰まりがとれてからは、朝までぐっすり熟睡できるようになりました。もちろん、いまはいびきもかきません。これが2番目の体験です。
3番目の体験は、運転免許更新のときです。そのとき私は45歳で、老眼も少し進んでいたのだと思います。視力メガネ試験で不合格になってしまいました。試験官には、「メガネを作ってから、もう一度受験してください」と言われてしまいました。早速、更新の当日と翌日出かける30分間、3001-5000番の治療用カーボンで両眼を照射しました。思ったとおり、視力試験は一発で合格しました。お陰さまで、いまでもメガネなしで運転することができます。光線療法は、本当に私を助けてくれます。これからも、死ぬまで愛用させていただきます。ご指導よろしくお願いいたします。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著