右手のしびれがほぼ完治
【治験症例 3】
手根管症候群
65歳・女性・主婦/身長156cm・体重55kg
◆症状の経過
63歳ごろから、右手の第3指と第4指がジリジリとしびれるようになった。その後、徐々にしびれが強くなり、また指の痛みもあったので、近くの整形外科を受診した。診察の結果、手根管症候群と診断され、局所注射の治療を受けたが、しびれの症状の改善はなかった。
主訴の指のしびれのほかに腰痛もあったので、知人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両足首部①・腰部⑥各10分間、腹部⑤・後頭部③各5分間、右手首部と右手第3指・第4指の手のひら側部各10~20分間照射。
◆治療の経過
自宅で毎日治療を続けた。治療前は右手全体にしびれが広がっていたが、光線照射で足腰が温まり、手指のしびれが楽になった。光線治療3ヵ月で腰痛は解消し、朝方に見られた指の腫れやしびれる感覚は減少した。
治療半年で、右手のしびれはほぼ完治した。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著