手術を勧められた頚椎ヘルニア症が改善した
鳥取県/71歳・女性・主婦
私は71歳になります。約半年前から頚と肩に重だるさと痛みが出て、さらに右腕のしびれと痛みが徐々に強くなってきました。右手を上に上げるのがつらく、洗濯物を干したり、バスの吊り革を握ることが大儀になり、また、痛みで寝返りが打てない日も多くなりました。
いよいよ気がかりになり、病院でMRI検査(磁気共鳴画像法)を受け、さらに4ヵ月後も同じ検査を受け、MRI写真を見せられながら医師の説明を受けました。「少しずつ悪化しており、このままでは加齢とともにさらに悪化し、痛みもしびれも強くなる」と言われ、頚椎の手術を勧められました。
しかし、頚の手術は怖いと聞いていたので、なかなか決断できずに迷っていました。月1回受診のたびに強く手術を勧められ、大変不快な思いをしておりました。
そんなとき、夫が一昨年助けられた光線療法を思い出しました。当時、夫はひどい老人性皮膚炎で皮膚科を受診しましたが、あまり改善がなく、大変かゆくて眠れずに困っていました。知人から光線治療法を勧められ、早速貴所(光線研究所付属診療所)に相談しました。光線治療器を求め、約1ヵ月照射したところ、かゆみが引き、さらに1ヵ月で皮膚がきれいになり、老人性皮膚炎は改善しました。
光線照射は皮膚病にしか効かないと思っておりましたが、私の頚椎にもよいのではないかと考え、貴所(光線研究所付属診療所)に相談をして、次のアドバイスをいただきました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部(以上集光器使用せず)、頚津下部・右肩部(以上1号集光器使用)、左右咽喉部(2号集光器使用)を照射。照射時間は、両足裏部、両足首部各10分間、頚椎下部・右肩部各15分間、ほかは各5分間照射しました。思い切って病院治療は中止し、光線療法だけを行うことにしました。貴所(光線研究所付属診療所)の指示通り毎日行い、照射1ヵ月後、頚や肩の重だるさが少し楽になってきました。
照射2ヵ月後、右腕の挙上がだいぶ楽になり、洗濯物干しも吊り革を握るのも可能になりました。照射4ヵ月後、頚と肩の重だるさはすっかりなくなり、痛みとしびれはほとんど気にならなくなりました。照射5ヵ月後、寝返り時の頚と肩の痛みとしびれがなくなり、熟睡できるようになりました。照射半年後、自分では完治したと思ったので、念のため病院で久しぶりにMRI検査を受けました。「頚椎ヘルニアの悪化はとくに見られません。問題ないですよ」と言われました。新しい担当医に替わっていたため、以前悪いと言われた頚椎5~7番のヘルニアについては、あえて私からはふれませんでした。私はうれしくなり、ウキウキと帰路につきました。
夫に光線療法を勧めてくださった知人と貴診療所(光線研究所付属診療所)の先生に心から感謝いたしております。これからは、もっと光線療法を勉強し、家族のさまざまな症状や病気に役立たせていただきます。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著