慢性腎不全を光線療法とともに生きる
大阪府堺市/男性
私は、慢性腎炎から20年後に慢性腎不全の診断を受け、通算40年以上の闘病生活を送っていました。その後、主治医より尿毒症で透析入院を命じられました。しかし入院すると光線治療を行えないので、通院と投薬をお願いしました。薬は血流をよくして、貧血を改善し腎細胞の酸素量を増やすためのものです。
光線治療は、毎日3回行いました。朝は治療用カーボン3000-5000番で両足裏部、両足首部、両膝部、左右咽喉部、を各5~10分間照射。昼は1000-4008番で 両足裏部、両足首部、 左右咽喉部、左右下腹部を各5~10分間照射。夕方は3000-5000番で 両足裏部、両足首部、 左右下腹部 と肛門部各10分間照射を日課としました。
光線治療を忘れると、からだが冷えて不眠となり、その他の不調もあちこちに起こります。光線治療をすると、すぐに体調がよくなり眠れるようになります。入院透析の勧めから1年以上になりますが、光線治療と薬の併用で割に元気に生活しております。医師は不思議だといっています。光線治療は継続中です。
【解説】腎不全は腎障害の原因、合併症の有無、生活内容などにより、その経過は多種多様ですべて本例のように穏やかな経過をたどるわけではありません。常に病態を把握しながら光線療法の併用を行う必要があります。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著