便秘 3

【治験例 1】

■便秘

◆70歳/男性(身長 170㎝ 体重80kg)

◆症状の経過:50歳より高血圧のため降圧剤を服用していた。60歳頃より足に力が入らず、一歩目が出にくくなり、検査の結果パーキンソン病と診断された。その薬のため頑固な便秘になった。便秘は強力な下剤の服用で、週1回の排便がやっとであった。病院へは週2回の通院で治療を行っていたが、娘の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、腰部(以上集光器使用せず)、左下腹部各10分間、右下腹部、後頭部(1号集光器使用)各5分間照射。

◆治療経過:光線治療2週間後より、便はやわらかくなりスムーズに排便できるようになった。治療1ヵ月後には週3回の排便になり、便意をもよおすとすぎに排便可能になった。治療2ヵ月後には下剤の服用を中止しても、ほぼ毎日スムーズに排便できるようになった。歩行も足に力が入るようになり、30分間の犬の散歩も息切れを起こさず楽に行えるようになった。

【治験例 2】

■便秘

◆70歳/女性(身長 152㎝ 体重39kg)

◆症状の経過:45歳のとき長女の結婚がきっかけで体調を崩した。更年期障害も重なって不眠、便秘、食欲不振、疲労しやすい、冷え症などの不定愁訴に悩まされてきた。体重が35kgまで減り、入院して点滴を受けたこともあった。年を取るにしたがい、しだいに体調はよくなってきたが、便秘と不眠と冷え症は改善がなく、便秘薬と精神安定剤の服用は20年間やめられなかった。友人の紹介で当診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、光線療法を開始した。

◆光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部、腰部(以上集光器使用せず)、左下腹部各10分間、右下腹部、後頭部各5分間(1号集光器使用)照射。

◆治療経過:光線治療を開始してから、冷え症が緩和してきた。治療開1ヵ月間で、治療前よりも熟睡できるようになった。また、起床時にすっきり起きられるようになるとともに排便のリズムがついてきた。光線治療以前は便秘薬を服用してもなかなかすっきり排便できなかったが、無理なくすっきり排便できる回数が増えてきた。治療開始3ヵ月後には、便秘薬なしでも2~3日に1回は自然に排便できるようになった。食後の膨満感やもたれ感もなくなり、おいしく食事が食べられるようになった。体重も2kg増えて41kgになった。体力もつき、何事にも積極的になり、充実いした毎日を過ごしている。

(光線研究所付属診療所を受診・理論と治験」黒田一明著

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馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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