食後の光線治療

 光線治療は普通1日1回行いますが、その時間帯は、特に決められてはいません。しかし、腹部症照射は食事後は避け、少なくとも食後30分間くらいたってから行ってください。

 胃下垂、胃アトニーの方は食後30分間くらい、胃の中の食物が十二指腸のほうへ送り出されやすいように右を下にした姿勢で横になり休むことも、食後の不快感を軽くする効果があります。腹部、または左右下腹部へ照射する場合も右側を下にした姿勢で行います。熱いのを我慢せず温かく気持ちのよい距離に治療器を離して照射します。食事については栄養価の高いもの、消化のよいものなどとよくいわれますが、神経質になりすぎるよりも、胃に負担のない量を時間をかけてなんでもよく噛んで食べるようにします。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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