光化学作用(アトピー性皮膚炎、花粉症などへの効果)
アレルギー性疾患とは、免疫の働きに狂いが生じて起こる病気のことで、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などがあり、その原因として、食生活、居住環境、精神的なストレスといったものが関係していると考えられています。また東洋伊医学では「冷え」もアレルギー性疾患の非常に大きな要因と捉えています。
体内においてカルシムやビタミンDが不足すると人体は骨からその成分を補おうとし、その結果細胞内のカルシウム濃度が上昇、白血球やリンパ球などの免疫を担う細胞が正常に働かなくなります。そのことにより、感染症やアレルギー性疾患がにかかりやすくなります。可視総合光線療法を続けていると風邪を引かなくなるのは、光線照射により免疫力が向上したことや、過剰に働く免疫が抑制され、正常な機能を取り戻したためと考えられてます。
皮膚も鼻も呼吸を主ると同時に体外からの異物を排除する働きがあり、東洋医学では、皮膚や鼻にでる症状は共に「肺」の異常として治療にあたります。肺の経絡への刺鍼施灸と合わせて可視総合光線療法を受けることで、より高い治療効果を望むことができます。
参・(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)