アレルギー性鼻炎 3
【治験例 3】
■アレルギー性鼻炎
◆21歳/女性
◆症状の経過:2歳のときから喘息があり、発作のひどいときは薬を服用していた。6歳頃からくしゃみ、鼻汁が多くなり、春先は特に鼻の症状がひどかった。アレルギーの検査では、スギ花粉とハウスダストに反応が強く、アレルギー性鼻炎と診断された。
◆光線治療:3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部、眼・鼻部各5分間、左右咽喉部各5分間照射。
◆治療の経過:2ヵ月たっても症状にあまり変化がないため、両足裏部、両膝部は各10分間にした。半年間の治療で、寒い時期でも喘息の症状は軽くなった。朝起きたときのくしゃみ、鼻汁はあきらかに例年より少なくなった。
治療1年3ヵ月で、喘息の症状はなくなり、鼻炎はかなり寒い日だけ鼻水が出る程度となる。
【治験例 4】
■アレルギー性鼻炎
◆21歳/女性
◆症状の経過:10歳の頃よりアレルギー性鼻炎の症状があった。また、喘息もあったが特別強い症状現れなかった。子供の頃から冷え症気味で、特に足先の冷え感が強かった。知人の紹介で光線研究所付属診療所を受診した。
◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部各10分間、腹部、腰部、左右咽喉部、眼・鼻部各5分間照射。両足裏部、両膝部、腹部、腰部は集光器使用せず、左右咽喉部、眼・鼻部各5分間照射。
◆治療の経過:自宅で光線治療を毎日行った。4ヵ月目に、例年の花粉症の季節となったが、症状はほとんどなくなった。足の冷え感は全くなく、夜も熟睡できる。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著