
線維筋痛症による痛みが光線治療で緩和している症例 3
【治療例 2】
線維筋痛症
72歳 男性 無職 167cm 62kg
◆症状の経過
53歳時のある朝に下腹部の痛みを感じ、その後徐々に首、肩、背中、上肢、下肢の方へと痛みが全身に広がった。55歳時に病院で「線維筋痛症」との診断、処方された薬を服用したが、ほとんど効果はなかった。63歳時妻の勧めで光線治療を始めた。自己流で2週間程光線治療をしたところ、部分的に痛みが緩和した。今後の経過に希望を持ち、思い切って当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用。⑦②⑤⑥・背中・左右肩~上腕部・左右前腕部~手指(以上集光器使用せず)を照射時間各5~10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療をできるだけ毎日行った。光線治療を行うと全身の痛みは少し楽になった。68歳時、忙しさから光線治療があまり出来なくなってしまい痛みが強くなってきた。特に朝、上半身を中心に強い痛みに襲われた。気持ちを改め光線治療を毎日行ったところ、朝の痛みはあるが、日中体を動かしていると徐々に痛みはとれてくるようになった。安静にしているよりも仕事で体を動かしている方が痛みは楽だった。その後72歳の現在、会社を勤めた上げ退職、薬には頼らず光線治療のみで痛みは軽い状態を維持しゴルフを楽しんでいる。
光線研究 第651号 一般財団法人 光線研究所