線維筋痛症による痛みが光線治療で緩和している症例 2

線維筋痛症

66歳 女性 自営業 165㎝ 37kg

 63歳時に右肩痛を感じ、その後徐々に右腕から右手指まで痛みが広がった。半年後、自宅の引っ越し作業後、全身に痛みが広がった。病院を受診したところ「線維筋痛症」と診断され、痛み止めの服用を始めたが副作用で足のむくみがひどく中止、半年間仕事を休んだ。指が動くようになり、仕事を再開したが全身の痛みは辛い状態のままだった。友人から光線治療を紹介され、64歳時に当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。

治療用カーボンは3001-5000番を使用、⑦・両膝部・⑤⑥・左右肩~上腕部・左右前腕部~手指(以上集光器使用せず)を照射。⑦10分間、その他照射部位各5分間照射。

 月1~3回、当付属診療所への通院治療をした。初めて光線治療をした翌日は、全身の痛みをだるさが強くなり辛かったが、その陽性反応は徐々に落ち着いた。1ヵ月後、痛みが軽く歩行をが楽になることもあったが、痛みの強さは日によって波があった。3ヵ月後、階段の昇降がスムーズにできるようになった。半年後、足首の動きが良くなりつま先立ちできるようになった。下肢に比べると上肢の効果が感じにくかったが、ペットボトルの蓋の部分を指でつまみ、持ち上げることができるようになったり、肘の曲げ伸ばしも可能になった。1年後、これまで痛みがひどいと自宅から最寄り駅まで徒歩20~30分かかっていたが、7~8分で行けるようになった。1年半後の現在、全体的な痛みはピーク時の半分程度になり、以前より歩きやすくなっている。久しぶりに会った友人から「ものすごく元気になっているね」と言われた。さらなる症状軽減を目指し光線治療は継続中。

光線研究 第651号 令和7年8月1日 一般財団法人 光線研究所

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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