良性発作性頭位めまい症に対しての可視総合光線療法 2

良性発作性頭位めまい症

55歳 女性 主婦 155㎝ 47㎏

49歳時、夜中にトイレへ行こうと起き上がった時に回転性のめまいが出た、翌日耳鼻科を受診し「良性発作性頭位めまい症」と診断。処方薬で少しずつ改善したが、無理をして疲れると動作時にめまいに襲われた。その後月に1、2回の頻度でめまいが出ていた。52歳時、体の冷えを強く感じ腰痛もでてきたので、めまいが悪化するのではと不安になった。めまいのことを相談した親戚から光線療法を勧められ当付属診療所(光線研究所)をを受診。

治療用カーボンは3002-5000番を使用、⑦①②、腹部⑤、腰部⑥、③⑰⑱を照射。照射時間は⑦①②⑥各10分間、その他の照射部位は各5分間照射。

当所で治療の帰り、人通りの多い道を歩いた時にふらつきを感じたが、ふらつきは1回のみで落ち着いた。月1回当所への通院治療と自宅に用意した光線治療器で毎日治療した。治療開始1ヵ月間、動作時の回転性めまいはい起きなかったが不安は常にあった。しかし予定していた旅行に行けたことで自信がつき、2ヵ月後にはめまいのことは忘れるようになった。腰痛は以前の痛みの半分程度になり冷えも和らいだ、53歳時に引っ越しをして新たな生活が始まった。当所への通院治療ができなくなり不安はあったが自宅で光線治療を続け、めまいの再発は無かった。現在に至るまでの2年間、めまいは再発せず、体調よく過ごせている。

光線研究 第645号 令和6年8月1日発行 一般財団法人 光線研究所

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

外耳道炎・中耳炎・耳だれ・耳鳴り・難聴・メニエール・めまい症例

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です