抗ガン剤の副作用を軽減し、闘病生活をサポートする可視総合光線療法 4

食道ガン

49歳 女性 162㎝ 44㎏

約2年前に健診の胃カメラ検査で食道ガンが判明。食道亜全摘術を実施後、術後抗ガン剤治療を2クール行った。翌年、検査で大動脈周囲にリンパ節転移が判明し、免疫チェックポイント阻害薬による3週間毎の点滴治療を開始した。副作用として、微熱と眠気、疲労感等が生じた。食事量も少なく3~4回に分けて摂取。在宅で仕事は続けていた。母より熱心に光線療法を勧められ、病院治療開始10日後に当所(光線研究所付属診療所)を受診。

治療用カーボン1000-4008番を使用。⑦①②⑤⑥(以上集光器使用せず)、背正中部㉘・肩甲骨間部⑫・⓸(以上1号集光器使用)。頭注から1000-3001番を使用し肝臓部㉗(2号集光器使用)を追加。照射時間は。4台の治療器を使用し計30~40分間照射。

週3回の当所通院を開始。2週間で続いていた微熱と、途中から始まった空咳が治まった。2回目の抗ガン剤点滴投与前の血液検査で、副腎皮質ホルモン値の低下が判明したが、食欲もあり、調子が良かったので休みを利用して海外旅行を楽しんだ。しかし、帰国後はだるさも強くなったため、ステロイド剤の服用を開始。実家でも週2回、4台での光線照射を実施。4回目の点滴投与前のCT検査でリンパ節にあった腫瘍が半分位になり、抗ガン剤点滴投与の継続が決定。その後も副作用は少なく、旅行などを楽しんいたが夫が天ぷらを食べた後、下痢が止まらなくなった。ステロイド剤を服用しても効果がなく夜間の発熱も生じた。血液検査で肝数値が異常高値となり、初めて点滴投与が一度休みになった。病院からは薬が処方され、光線治療は、肝臓への照射を追加し、当所で週1回と実家で週3回の光線治療を行った。10日後の検査で肝数値が半分以下まで下がり、まだ3ケタあったが点滴投与の再開が決定。担当医によれば、この短期間でおn数値が下がるようであれば、薬の副作用とは考えにくいとのことだった。点滴投与再開後も肝数値は徐々に下がり、2ヵ月後にはほぼ正常に戻った。また、だるさや、むくみ、肝臓の腫れ感も日に日に良くなった。食欲も回復し、仕事も続けている。

光線研究 第651号 令和7年8月1日発行 一般財団法人 光線研究所

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

ガンについて症例胃炎・胃、十二指腸潰瘍・胃ガン・胃下垂・胃アトニー・食道炎・食道ガン

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です