抗ガン剤の副作用を軽減し、闘病生活をサポートする可視総合光線療法 2

左乳ガン 58歳 女性 会社員 160㎝ 48㎏

 春先、左脇に帯状疱疹を発症。この時に左乳房のしこりを発見し、病院での検査の結果、ステージⅢbの乳ガンと診断。帯状疱疹は、3回目であったので、服薬とともに以前の光線照射で効果のあった治療用カーボン1000-4001番を使用し、すぐに基本部位と1号集光器を使用して患部に1日3回治療器2台で照射した。元々Ⅰ型糖尿病があり、2種類のインスリン注射を行っていた。光線療法は、両親が愛用していたので、馴染みがあったが実際に当診療所を受診したことはなかった。持病もある中でガンに対して、どのように光線療法を行っていけば良いか、相談するためにに当所(光線研究所付属腱診療所)を受診。

治療用カーボン1000-4001番使用。照射部位は⑦①②⑤⑥以上集光器使用せず、左脇と背中の帯状疱疹患部・左乳房・左腋下㊼(以上1号集光器使用)。照射時間は、⑦⑤⑥左乳房各10分間、その他各5~10分間照射。帯状疱疹幹部は、最大30分間照射。

光線治療は1000-4001番の治療用カーボンで経過が良いため、自宅で1日2回の照射を継続。帯状疱疹は約1ヵ月で良くなった、。病院では、半年間かけて1週間毎に12回と3週間毎に4回の2つの術前抗ガン剤の点滴治療を実施。白血球の数値が低くなり、抗ガン剤を何度か休薬することもあったが、脱毛以外副作用はほとんどなく、無事予定通り病院治療を終えた。結果、病巣が半分位の大きさに縮小し、左乳房部分の切除術と、左腋窩リンパ節廓清術を実施できた。術後の回復は順調で、術後放射線治療を5週間かけて行った後、ホルモン剤の服用と抗ガン剤の服用を開始。開始当初、腎臓の数値が上昇し、服薬中止になったが、その腎機能は元通りになり服薬再開後は、ほぼ副作用もなく2年間の抗ガン剤治療を終えた。この間にも親の介護など大変なこともあったが、生きがいであるテニスコーチ業も復帰、血糖値も落ち着いており、今後も健康維持と再発予防ぼため光線照射をけいぞくする。

光線研究 第651号 令和7年8月1日発行 一般財団法人 光線研究所

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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