光線療法で長らく苦しんでいた痔と不可解な痛みが改善
長野県 59歳 女性 〇我 〇子様
3年前に痔の手術をしました。手術後は割と調子が良かったのですが、1ヵ月位前から排便時に出血するようになりました。病院で診てもらったところ、内痔核があると診断され、処方薬で出血はすぐに止まりました。しかし痛みは排便時だけでなく常に感じるようになってきました。光線治療は、以前から頸椎ヘルニアがあり、症状がひどい時に知人から紹介されて行っていました。頸椎ヘルニアの痛み効果的だったので、今回も良いのではないかと思い、1日1~2回お尻に光線照射を続けました。すると少しずつですが痛みは軽減してきました。本腰を入れて治療すれば、辛い状態から抜け出せると思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談に行きました。
貴診療所では「痔は時間はかかりますが、根気よく治療すれば経過が良い例は複数あります。病院での治療と並行して光線照射を行うのが良いでしょう」ということでした。以後、毎日光線照射を心掛け、痔は良くなり薬も不要となりましたが肝心の痛みは、変化なくジンジンした痛みが続いていました。
かかりつけ医の紹介で専門の病院に行ったところ、「痛みは痔ではなく、恥骨直腸筋という筋肉の凝りによる血行不良である」とのことでした。肛門左側が痛い時や恥骨側が痛いときもあり、座っている時が最も痛みが強かったので、病院の診断に合点がいきました。病院ですすめられた鍼治療を試しましたが効果が乏しく、貴付属診療所を最新して、肛門部だけでなく2号集光器を使用し恥骨部も照射を追加するようにと指導を受けました。その日から心新たに光線治療を継続すると約半年間苦しんできた痛みが日増しに緩和してきました。1年が経過した今では、痔も痛みもほとんど気にならなくなりました。光線療法は私にとっていつも近くにいてくれる心強い味方です。
【光線治療】
治療用カーボン3001-4008番又は1000-3001番。照射部位は、両足裏部⑦。両足首部①、両膝部②、腹部⑤、腰部⑥(以上集光器使用せず)、肛門部㉑、恥骨部(2号集光器使用)、照射時間は⑦①⑤⑥各10分間、㉑恥骨部は各15分間、②は5分間照射。
光線研究 第644号 令和6年6月1日発行 一般財団法人 光線研究所