ウォーキング・ランニングと可視総合光線療法の相乗効果 4

健康管理の光線療法

治療用カーボン

3000-5000番、5002-5002番などを使用。痛みがあれば3001-4008番、3001-5000番、1000番-3001番、1000-4001番などを使用。

◆照射部位及び照射時間

両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)。照射時間は各5~10分間照射。

※痛みや張りがある場合は患部を、他に病気がある場合はそれに合わせて照射部位を追加する。

【治験例1】糖尿病

 80歳 女性 主婦 151cm 43kg

◆症状の経過

58歳時、眼の見えづらさを感じ病院受診で「糖尿病性網膜症」(Hba1c6.8%)と診断された。経過観察となり糖尿病が悪化しないようウォーキングを開始。他に良い治療法がないかと考えていた時に、以前子供の皮膚病治療で効果があった光線治療を思い出した。糖尿病に対して効果的な光線治療法確認のため当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。

◆光線治療

治療用カーボンは3001-4008番を使用。⑦①②⑥(以上集光器使用せず)背正中部㉖・後頭部③・眼部⑯(以上集光器使用)、左右こめかみ部㊱㊲(2号集光器使用)照射時間は⑦㉘各10分間、その他は各5分間照射。時々、治療用カーボンを5002-5002晩を使用し、⑯㊱㊲以外を照射することもあった。

◆治療の経過

光線治療器を自宅に用意し、ほぼ毎日治療を行い、当所(光線研究所付属診療所)へ月3回通院治療を行った。ウォーキングを開始し体調が良くなる感覚があり1日1万歩を目標としていた。光線治療併用で体調の良さをさらに感じ、2~3万歩歩ける日もあった。66歳からは糖尿病の内服薬も開始したがHbA1cは6%を維持していた。ウォーキング会に入り、全国各地のウォーキングイベントにも参加。73歳から義母の介護が始まり腰痛や疲労感があったが光線治療で痛みの緩和や疲労回復につとめた。77歳時にコロナ禍となり、1年ほど外出が激減。その後ウォーキングを再開。1日1万歩を目標とし体調は良好、HbA1cは6.5%を維持し、糖尿病性網膜症の進行は抑えられている。

光線研究第638号 令和5年6月1日 一般財団法人 光線研究所発行

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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