坐骨神経痛による右足の痛み、しびれが改善した
東京都/70歳・女性・主婦
これまで20歳年間踊り続けましたが、ある朝、歩けないほどの右腰から右足全体に痛みとしびれが出て、近くの整形外科を受診したところ、坐骨神経による痛みとしびれと診断されました。痛みで熟睡ができず何度も目が覚めてしまい鎮痛剤を睡眠導入剤にも頼るようになりました。おまけに、私は若いころから冷え症で体温が35.6℃と低く、風邪を引きやすい体質でもありました。以前、友人より勧めらた光線療法を思い出し、タクシーで貴付属診療所(光線研究所付属診療)を受診しました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・後大腿部㉚・腰部⑥各10~15分間、腓腹筋部㉙・両膝部②・腹部⑤・後頭部③各10分間照射。⑦①②㉙⑤⑥集光器使用せず、③1号集光器を使用して照射しました。
足を中心にからだが温まり、気持ちがよく、この方法なら続けられそうに思い、週2~3回タクシーで貴所(光線研究所付属診療所)へ通院することにしました。照射3回目、腰から右足にかけての強い痛みが若干やわらぎました。照射7回目、立ち上がり時、以前より楽に立てるようになりました。夜間目覚める間隔が2~3時間になり、寝返り時の痛みも軽くなりました。痛みもしびれも少しずつ軽くなったため、友人から借りた光線治療器で、自宅照射を開始し、週1回の通院としました。
照射1ヵ月後、貴所への通院は新宿まで電車、そこからタクシーで行けるようになりました。そして、光線照射の帰りは新宿駅までゆっくり歩いて帰れるようになり、踊りの練習も再開することができました。照射1ヵ月半後、腰から足の痛みもほぼなくなり、しびれも半分以上軽くなり、朝の起床も何もつかまらずスッと立ち上がれるようになりました。照射2ヵ月後、腰の痛みはほとんどなくなったので踊りの練習を本格的に行い、舞台でも何事もなく踊ることできて本当にホッとしました。また、体温が36℃台になって、冷え症のほうもすっかり治ってしまいました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著