心不全とその症状に対する可視総合光線療法 7
【治療例1】
75歳 男性 無職 心不全による足のむくみ
◆症状の経過
75歳時、足のむくみ、労作時の息切れが出現し、徐々に息切れが強くなったので病院を受診。検査で胸水、不整脈(心房細動)、心不全があり1ヵ月の入院治療を受けた。退院後、光線治療のため当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。光線治療器は両親が愛用し、本人も風邪、腰痛などに使っていた。
◆光線治療
治療用カーボン3000-5000番を使用し、⑦20分間照射、①②⑥⑫④各10分間照射。
◆治療の経過
足のむくみは夕方になると強くなっていたが、自宅で毎日光線治療を行うようになり、治療2ヵ月後には足のむくみは減り、息切れは全くなくなり体調はとても良くなった。足首周囲の皮膚にシワがでてきて、むくみはさらに減ってきた。治療4ヵ月後、光線治療で足腰が温まり身体が軽くなり快調になった。治療6ヵ月後の現在、足のむくみは足首周囲に若干あるが、息切れ、動悸はなく、小走りができ体調は良好である。
『光線研究 第635号』令和4年12月1日発行 一般社団法人 光線研究所