心不全とその症状に対する可視総合光線療法 1
一般財団法人光線研究所
所長 医学博士 黒田 一明
わが国の死因別死亡総数の順位は、心疾患の脂肪が悪性新生物(ガン)に次ぎ2番目に多い状況です。なかでも心不全による死亡は心疾患の内訳の中では最も多くなっています。循環器疾患専門病院・関連施設での心不全による入院患者数は28万人で、毎年2万人以上増加し、増加スピードは加速しています。高齢化社会では心疾患の予防は重要で、日頃から可視総合光線療法を行い、血行不良状態を改善することは重要な対策となります。今回は、心不全の光線治療3症例と心不全に関連する文献を解説します。
『光線研究 第635号』令和4年12月1日発行 一般社団法人 光線研究所