
慢性副鼻腔炎
74歳・女性・主婦
◆症状の経過
若い頃から冷え症で、胃腸が弱く、胃潰瘍を繰り返し、また、扁桃炎、副鼻腔炎を繰り返していた。神経質で何か症状があるといつも最悪のことを考えてしまう傾向があり、落ち込みやすかった。49歳時、光線療法を紹介した雑誌を見て当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。
◆光線治療
治療用カーボン3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・鼻部⑯各5分間照射、後頭部③5分間と左右咽喉部④各5分間交互照射。
◆治療の経過
自宅で光線知慮を開始。冷え症、扁桃炎、副鼻腔炎の改善を目的に光線治療を行う。治療半年後、扁桃炎は再発が減ったが、冷え症、副鼻腔炎は改善がなかった。冷え症には⑦①②を1日2回行った。治療2年後、風靡腔円は後鼻漏が続き、耳鼻科では手術を勧められた。副鼻腔炎がなかなか治らずガンではないかと不安が続き、睡眠不良となった。治療3年後、冷え症が改善し、後鼻漏が減り、嗅覚、味覚も改善してきた。治療5年後、副鼻腔炎はほぼ完治、光線治療で手術をしないで済んだ。その後も光線治療を継続し、治療25年後の現在(74歳)、膝痛の光線照射を行っている。
『光線研究 第630号』令和4年2月1日 一般社団法人 光線研究所発行