
血中ビタミンD濃度と股関節症のレントゲン検査以上の関係(米国の研究)
高齢女性において、血中ビタミンD濃度とレントゲン検査による股関節の裂隙(関節のすき間)の相関を調べた。その結果、血中ビタミンD濃度が低くなるほど股関節の裂隙が狭くなるリスクが3.3倍高まることが示された。活性型ビタミンD濃度で検討して同様の結果であった。この結果からびたみんD濃度を適正に維持することが関節の軟骨を維持するために重要であると考えられた。
『光線研究 第629号』令和3年12月1日 一般財団法人 光線研究所発行