
腎不全末期 → 透析療法
67歳・女性・主婦/158cm・45㎏
◆症状の経過
45歳時、体調が優れず病院を受診し、「腎不全末期」と診断され透析を開始した。週3回の通院で透析が始まってから夜寝付きが悪くなり、ひどいときは朝まで眠れずにボーとしていることもあった。6年経過したが寝付きはさらに悪化傾向で貧血も指摘された。このまま透析を続けられるのか不安になっていた。その頃、娘が友人から光線治療のことを聞き、受診を勧められ当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。
◆治療の経過
自宅に治療器を用意し、ほぼ毎日光線治療を行った。光線治療開始1カ月後、徐々に寝付きがよくなり睡眠の質が改善してきた。透析を始めてから時々血圧が不安定であったが、140/80mmHgほどで安定するようになった。現在透析23年目になる貧血は悪化せず、体調もよく、左手のシャントのトラブルもない。最近では年齢とともに自宅で行う光線治療がすこし億劫に感じることがあり、月1~2回当所(光線研究所付属診療所)へ通院治療をしている。当所での光線治療後に美味しい食事をして帰るのが楽しみのひとつになっている。
◆光線治療
治療用カーボン3002-5000番、3000-5000番を交互に使用、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右咽喉部④照射。⑦10~30分間、他各5分間照射。
『光線研究 第629号』令和3年12月1日 一般財団法人 光線研究所発行