不安障害によるうつ病がよくなった
千葉県/72歳・女性・主婦(149cm、47kg)
1年前、夫がパーキンソン病の診断を受けました。私はそのことが心配になって、食欲もなくなり、何をやっても疲れやすくなりました。
徐々にからだの冷え感が強くなり、両膝に力が入らない感じになってきました。そのうち、手がふるえだして、歩くのもつらくなり、何かもの悲しさを感じるようになりました。
近所の内科医院で検査を受けましたが、どこにも異常はなく、心療内科を紹介されました。その病院で「不安障害によるうつ」と診断され、うつ病に効くお薬をいただきました。そのお薬を飲むと、多少はよくなった感じがしますが、その効き目も短時間で、あまり改善はしませんでした。
そんな私を心配した知り合いの人から、光線治療がよいのではないかと勧められました。そして、ご親切なことに、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)までその方が一緒に連れて行ってくれました。
貴所で受けた初めての光線治療は、温泉に入ったような気持ちよさでした。からだ全体が温まったせいか、気持ちまで温かくなり、久しぶりに穏やかな気分になりました。これならばうつ病もよくなるのではないかと思い、通院治療を始めることにしました。
数回の通院治療で、食欲も徐々に回復して、元気が出てきました。手のふるえも徐々に改善してきて、光線治療1ヵ月後には、膝に力が入るようになり、外を歩くのも軽くなりました。
天気が悪いと少し調子が悪くなりますが、光線治療2ヵ月で冷えも改善して、明るい気持ちを取り返し、すっかり元気になりました。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を20分間照射、両足首部①・両膝部②・後頭部③を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・腓腹筋部㉙・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②⑤⑥㉙は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修