
喉頭ガン放射線治療後の経過が順調
東京都・78歳・男性・無職
数十年前、歩くのもつらい、グジュグジュした足の水虫で困っていた折、この光線治療と出会い、半信半疑で治療を1ヵ月間続けたところ、それまでの水虫が嘘のように改善し、以後も再発もしていません。水虫の治療がきっかで、光線治療を信じるようになりました。
72歳のとき、急に声が割れ、続けて話をするのが息苦しくなったので、病院を受診しました。「声帯の形が崩れているので、念のため組織をとって調べましょう」ということになり、検査入院をしました。検査の結果が出るまで、少しでも症状がよくなるようにと、妻が貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しに行ってくれました。退院後に貴所からいただいた光線処方に従って、毎日、照射を行いました。
何日か後、病院で検査結果を説明され、喉頭ガン(ステージⅡa)と診断されました。
その後は、病院で2カ月の間に合計35回、放射線による治療を受けました。ガン自体は縮小したのですが、副作用がいろいろ出ました。首元の皮膚が赤くむけ、唾を飲み込むときにのどの痛みを感じ、やわらかい食事しか口にできません。声も出しづらく、ときどき咳もありました。
そこで、今度は自ら貴所(光線研究所付属診療所)を受診して、新しく喉頭ガンに対する光線処方をいただきました。
光線治療開始2カ月後、声のかすれやのどの痛みが緩和して、会話や食事が少し楽になりました。自分では気づかなかったのですが、首の皮がきれいになってきていると周囲の人に言われました。さらに2年後には咳もだいぶ落ち着いてきました。
検査を定期的に受けていますが、主治医からも心配ないと言われ、6年経過した現在も問題なく元気に過ごしております。
◆光線治療(代理相談)
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・後頭部③・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。
◆光線治療(本人受診後)
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:足の冷えが強かったので、両足裏部⑦を30分間照射、両膝部②・腰部⑥・左右咽喉部④を各15分間照射、後頭部③を5分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修