消えるはずのない肝血管腫が消失
広島県/62歳・女性・主婦
光線療法との出会いは、19歳のときです。
そのとき、卵巣のう腫の手術を受けましたが、手術後の癒着で水がたまり、痛みがでるなど、術後の経過がよくありませんでした。
退院後も手術の痕に痛みがありましたが、近くの治療院で初めて光線照射を受けたところ、1ヵ月で症状がなくなりました。その後は、しばらく光線療法とも縁がありませんでした。
ところが、45歳になったときに、肩こりや腰痛、手のしびれ、眼のかすみ、耳鳴りなどの症状が出てきました。たまたま光線治療器を持っている友だちがいたので、これだと思い、治療器を借りてじtかうで照射を始めました。それからはいろいろな症状に光線照射を行うようになり、大変重宝させてもらいました。
56歳のとき、人間ドッグで肝臓に血管腫があることがわかりました。大きいのが3cm、小さいのが2~3個あったようです。肝血管腫は、細い血管が無数に絡み合ってできた腫瘍状の塊のようなもので、悪性ではなく、とくに悪さもすることがないので、経過観察でよいと言われました。
そう言われると、かえって気になってしまい、光線療法の指導書に載っていた肝臓のページを開き、自宅で光線治療を始めました。
それからは、毎日休まずに照射を続けました。
1年ぐらい経ったある日のこと、光線照射をしている途中で、肝臓のあたりがものすごく苦しくなり、痛くてとてもしんどくなりました。
すると数分して、シュルシュルと音がしたような音がしたような気がしたら、そのあとの楽になったことがありました。そんなことがあって、しばらくしてから病院で肝臓の検査をしたところ、何と肝血管腫が完全に消えており、病院の先生もそんなことはあり得ないと、大変驚いておられました。
たぶん、あの肝臓の痛みが出たときに治ったのではないかと思います。光線療法では不思議なことが起こるものですね。病院では治せない肝血管腫のような病気も治していただいて、光線療法には本当に感謝しております。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-3001番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射、肝臓部㉗・背正中部㉘を各10分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、㉘は1号集光器使用、㉗は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修