原因不明の肛門痛が1ヵ月で治った
奈良県/60歳代・女性・主婦(報告者・友人)
子どものころ、父がよく光線治療をしていました。けが・やけど・痛み・風邪をひいたときは、光線治療ですぐに治していました。今もからだの不調があると、光線治療を活用しています。
先日、近所の奥さんの元気がなかったので、心配になって話を聞いてみました。すると3ヵ月ほど前から、肛門に眠れないほどの痛みが続いているとのことでした。肛門科や婦人科、内科などでも検査を受けたそうですが、どこも悪くないらしく、どこの病院でも原因がわからず、突発性肛門痛という診断を受けたとのことでした。
いろいろ薬を試したようですが、肛門の痛みに効く薬がなく、本当に困っておられました。いままで大病をされたこともなく、お元気だっただけに、治す方法もなくてがっかりされていました。
身体障害者の息子さんは車椅子生活、最近では脳梗塞で倒れたご主人、お二人の介護ストレスがその痛みに出ているのではとも思いました。
ともかくも、痛みには光線治療が役立つのではと考え、わが家の治療器で試すことにしました。治療用カーボン3000-5000番を使用し、10日間ほど患部を照射しましたが、期待した効果が得られません。そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して、アドバイスをいただきました。
治療用カーボンを3001-4008番に変えて、指示通り治療を続けたところ、肛門の痛みは徐々に軽くなってきて、1ヵ月で痛みは完治しました。
奥さんは本当に喜んで、感謝なさっていました。介護疲れも少し軽くなり、からだの調子もよくなったようです。私も人助けができて、とてもうれしくなりました。ありがとうございました。
◆光線治療
治療カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:肛門部㉑を10~20分間照射、両足裏部⑦を10~15分間照射、両足首部①・腰部⑥を各10分間照射、後頭部③を5分間照射。⑦①⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、㉑は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修