直腸ガンが転移した肝臓の腫瘍が縮小した
韓国/51歳・女性・主婦
去年2月に、直腸ガン(ステージⅡ~Ⅲ)の診断を受けました。病院では手術でガンを切除したあとに、再発予防のため、補助的な放射線療法と化学療法を勧められました。
しかし、手術後の後遺症や放射線療法と化学療法による副作用などを勉強するうちに、病院での治療をどうしても受ける気持ちになれませんでした。家族とも相談した結果、病院治療を断り、食事療法などの自然療法を試すことに決めました。
この自然療法を始めたことで、落ち込んでいた気分も徐々にもち直すことができ、何とか前向きに体調を維持しながら過ごしていました。
しかし、ことし3月に受けた検診で、直腸ガンが肝臓に転移していると告げられました。主治医に説得され、自然療法だけの治療の限界を感じて、いよい抗ガン剤による治療を受ける決心をしました。
ちょうどそのころ、書店で光線療法の書籍をたまたま手にとり、ガンに効果が出ていることを知り、ものは試しと治療器を自宅に用意しました。
本をよく読んで、治療用カーボン1000-4008番を使用し、両足裏部⑦・腹部⑤・腰部⑥を各10分間照射する治療を始めました。しかし、本当にこの照射方法でよいかどうか、確認のために貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。
貴所から「現在の照射方法を行ったあと、疲れなければ、両足首部①・両膝部②を各5分間、肝臓部㉗を10分間、追加照射するように」と、アドバイスされました。疲れはなく、気持ちがよいので、それ以降は照射部位を追加して治療を続けました。
光線治療を始めて1ヵ月後、20年以上前からある両足の静脈瘤が以前より目立たなくなったことに気づきました。これは、光線療法で全身が温まり、健康なからだに近づいていることを確信させる出来事でした。時間に余裕があるときは、光線療治療を1日2回と、以前よりさらに真面目に治療するようになりました。
今年10月、化学療法11回目が終了したので、CT検査を受けました。検査後、主治医から「直腸と肝臓のガンが縮小している、とくに肝臓のガンは驚くほどの縮小が見られる」と言われました。このうれしい結果は、化学療法と光線治療との併用のお陰と感じ、今後の治療に希望が持てました。抗ガン剤の副作用もそれほどひどくはなく、手足の痛みが少しある程度ですんでいます。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。照射部位・時間:両足裏部⑦・腹部⑤・腰部⑥を各10分間照射。疲れなければ、肝臓部㉗を10分間照射、両足首部①・両膝部②を各5分間照射。⑦⑤⑥①②は集光器使用せず、㉗は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修