愛知県／72歳・女性・主婦（報告者・妻）

　叔母は、便秘とお腹の痛みを病院で診てもらったところ、大腸ガンが見つかりました。

　病院の先生に、「大腸のいちばん奥、左足のつけ根の上の、腸の曲がっているところにガンがあります。大きいガンで、このまま放っておくと腸閉塞を起こす恐れがあり、早急に手術をしなければいけません」と言われ、驚いてしまいました。

　私が叔母に紹介した光線治療器は、2年ほど前に購入し、その後、足の疲れの治療に5分間ほど照射を続けていました。叔母の大腸ガンがわかってからは、足やお腹に30分～1時間、自己流で光線治療をしていたようです。

　今回、光線療法で手術を何とか回避できないかと、私が貴付属診療所（光線研究所付属診療所）に相談しました。

　貴所からは「残念ながら、ガンそのものは光線療法でも治せないので、手術が必要です。しかし、光線療法を併用すると、手術後の経過が大変よくなります」と励ましていただきました。

　叔母は入院するまでの3週間、光線治療を毎日しっかりと続けていました。そのお陰でしょうか、手術は回復せず、腹腔鏡での手術となり、からだへの負担がが軽減されました。

　手術前（3週間前）の検査では、ガンの深さも1～4段階の4段階まで進んでいると言われていましたが、手術して調べてみたら2段階で、転移もないと言われました。

　退院予定も4日も縮めることができ、病院の先生方も、小柄で体力のなさそうな叔母が、手術も軽くすんで、これほど早かう回復したことに、驚いていたようです。

　これも、光線療法のお陰でだと、叔母も私も大変感謝しております。病院の先生の話によりますと、進行性の大腸ガンなので、再発の可能性がまだ20％くらいあるとのことでした。今後も、叔母のガンが再発しないように、跨戦療法を根気よく続けてもらいたいと思っております。

◆光線治療

治療用カーボン：1000－4008番。

照射部位・時間：両足裏部⑦・腰部⑥・右下腹部㉔を各10分間照射、左下腹部㉓を10～20分間照射、両膝部②を5分間照射。⑦⑥②は集光器使用せず、㉔㉓は1号集光器使用。

（財）光線研究所「可視総合光線療法・実践治療　報告集」黒田一明監修