非結核性肺抗菌症の症状が半年で改善
埼玉県/50歳・女性・主婦
3年ほど前から、ときどき血族が出るようになりました。病院で診察を受け、気管支拡張症の診断を受けました。しかし、そのころはまだ症状が軽かったので、引き続き経過を見ていました。
それが昨年の5月ごろから、血族が頻繁になったので、再検査を受けたところ、非結核性抗酸菌症との診断をうけました。病院の先生からは「この病気は結核に似た病気で、人から人からへ感染はしませんが、薬がききにくく治すことがむずかしい病気です」と言われ、驚いてしまいました。
とりあえず、2年間の予定で結核の治療に使う薬を飲み始めました。半年くらい薬を飲むと、副作用で食欲減退し、からだがだるくなり、疲れやすくなりました。血痰も相変わらず出ており、とても気になっていました。
そんな折、友人から光線療法の話を聞いて、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、光線療法の指導を受けました。
貴所の先生からは、「残念ながら、光線療法でもこの病気自体は治すことはできないが、症状の改善や体調を改善するにはよい」と言われたので、治療器を求めて、自宅治療を始めました。
私はもともと冷え症も強いため、これまでは寝るときに必ず靴下をはいて、電気あんかも使っていました。しかし、光線治療を続けるにつれ、からだがよく温まり、靴下やあんかがいらなくなりました。そして、光線療法を行うととても元気が出てくる感じで、疲れやすくだるかったのも徐々に改善し、食欲も出てきました。
薬を飲んでも、ときどき血痰が出るので気になっていましたが、光線治療を始めて1ヵ月くらいで出なくなりました。
現在、光線治療を始めて半年たちますが、もう血痰は止まっています。症状も治まり、何よりも非常に体調もよいので、この調子で光線療法を続けながら、この病気とつき合っていこうと思います。光線療法に出会えて、本当によかったと思っています。
◆光線治療
治療用カーボン:3000-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・肩甲骨間部⑫を各10分間照射、両足首部①・両膝部②・腰部⑥・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、⑫は1号集光器使用、④は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修