子どものころから光線治療に助けられている
埼玉県/70歳・男性・無職(報告者・妻)
光線療法は、父が貴光線研究所を聞き生計を立てていました。当時、私は子どもでしたが、乳ガンの手術後の傷痕にウジがわいて通っていた人や、毎日小児麻痺の子どもをおんぶして、山のほうから2里の道のりを歩いて通っていた人のことを思い出します。私も子どものころから、何かあると光線治療にお世話になっていました。
今年の夏、急に左のお尻から太ももにかけて痛み出し、足がつけなくなりました。5分も歩くのがやっとで、這うように歩いていました。
病院では脊柱管狭窄症と診断されて、痛み止めの薬と注射で治療しましたが、一時的な効果しかありませんでした。光線治療は、貴付属診療所(光線研究所付属診療)の先生に相談して、治療用カーボン3002-5000番や3002-4008番の組み合わせを使いました。その後、いろいろ試しているうちに、腰曲がりで使う3000-5000番を使ったところ、みるみるよくなって、秋口にはほとんど普通に歩けるようになりました。
また夫は、昨年の11月に突然胸に象にでも乗られたような強い圧迫感を感じ、すぐに病院に行ったところ、胸部の解離性大動脈留瘤と診断され、これが破裂したらほとんど即死の状態ということでした。血栓があったため、手術も難しいと言われ、大変心配していましたが、幸い約3ヵ月ほど入院して何とか落ち着き退院しました。しかし、いつまた悪化して、危険な状態になるか心配でなりませんでした。
このときも貴所(光線研究所付属診療所)の先生に相談して、光線治療を毎日しっかりつづけました。半年後のCT検査でも動脈瘤は落ち着いており、担当の先生も安心していました。
◆光線治療(解離性大動脈瘤)
治療用カーボン:3000-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各10~20分間照射、後頭部③を5分間照射、⑦①②は集光器使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修