治りが悪かった低温やけどが驚異的に回復

 東京都/92歳・女性・主婦

 昨年11月のことです。夜中に足がかゆくなって、虫に刺されたのかと、無意識に搔きむしりしました。朝起きて見ると、皮膚がむけていました。これは外科的なものと思い、すぐ治療用カーボン3001-4008番を使用して照射しましたが、効果がありませんでした。

 次の日、近くの皮膚科を受診したところ、先生は一見して低温やけど診断し、患部の処置をしてもらいました。就寝時に湯たんぽを使っていましたので、それで低温やけどを起こしたのです。その後は、処方された塗り薬をぬり、毎日ガーゼ交換をしました。

 3日目ごろ、皮膚の表面が黒くなってきました。皮膚科で黒いところをとってもらいましたが、今度は表面に黄色いかさぶたができ、傷ががだんだん深くなってくるようでした。そこで、表面のかさぶたを切りとるのですが、またすぐできてしまうので、週に3日ほど通院していました。

 しかし、一向によくならず、傷は直径が3cm、深さは中心で1.5cmくらい、周りの部分も直径10cmくらいは赤くなっていました。先生には、「治るのにもう半年、もしかしたら1年くらいかかるかもしれません」と言われてしまいました。

 こうなりますと、光線治療を始めてからは、低温やけどの傷も、どんどん小さくなってきました。そして、3ヵ月目にはみごとに完治いたしました。治癒までに半年から1年と言われていたのに、こんなに早く回復できて、大変感謝申し上げます。

◆光線治療

 治療用カーボン:3001-3002番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・両膝部②を各5~10分間照射。低温やけど患部を遠めより10~20分間照射。⑦㉙②は集光器使用せず、低温やけど患部は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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