アトピー様湿疹の腫れとかゆみが完治 

 東京都/70歳・女性・パートタイマー(154cm・46kg)

 62歳のとき、パートタイムで清掃の仕事を始めました。しばらくすると、顔、首、両腕がかゆくなり、日ごとに赤みや腫れがひどくなりました。さらに目やにも出てきました。

 皮膚科でステロイド剤を処方され、それを塗ると症状は治まりますが、やめるとまたかゆくなりました。清掃の仕事は5年ほど辞めて、66歳のときにマンション管理の仕事に変えました。

 ところが、ストレスを感じることが多い仕事で、かゆみがもっとひどくなりました。病院を変えてみましたが、やはりステロイド剤でもかゆみが治まらなかった、思い切ってステロイド剤を中止ました。

 光線治療がよいと聞いて、友人宅で光線治療をしてもらいました。とても気持ちがよく、友人と話ながら2時間以上も治療していましたが、治療のあとは、かゆみも軽くなっていました。

 早速、友人の紹介で貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しましたところ、「治療を継続することが重要なので、毎日1時間程度治療するよう」に言われました。

 そこで治療器を用意し、自宅で毎日、約1時間の照射を行いました。1週間の治療で、目やにが出なくなりました。4ヵ月で顔のかゆみは落ち着き、治療半年後には腕のかゆみもなくなりました。

 しかし、今度は指を中心に湿疹が出ました。皮膚科で「ストレス性の湿疹ではないか」と言われたので、思い切って管理人を辞めました。ストレスを減らして、しっかり光線治療に励んだところ、2ヵ月後にはほとんど症状がなくなりました。

 もともと神経質なところがあり、よく眠れない日が多かったので、それも原因だったと思います。しかし、両足裏部⑦をたっぷり照射してからは、睡眠も深くなり、体調もよくなりました。

 現在、光線治療を始めて3年経ちました。長年苦しんだ湿疹も治って、本当に助かりました。

◆光線治療

治療用カーボン:3001-3002番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・肝臓部㉗・後頭部③・左右咽喉部④・両腕部(患部)・眼・鼻部⑯を各5分間照射。⑦②⑤⑥・両腕部は集光器使用せず、③⑯は1号集光器使用、㉗④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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