
パーキンソン症候群の症状が改善した
東京都/62歳・女性・主婦
59歳ごろから、歩き方が徐々にぎこちなくなってきました。整形外科を受診すると、さらに神経内科を紹介され、血液検査や脳・頸部のCT検査をしましたが、とくに異常は指摘されませんでした。
その後しばらくは、そのまま過ごしました。去年の夏、猛暑でほとんど外出せず、家にいた影響もあったと思いますが、足の筋力低下が著しくなり、ぎこちない歩き方がさらに悪化しました。 やがて右半身のこわばりも感じるようになり、緊張すると手足にふるえが出るようになりました。心配になって、神経内科を再度受診しました。
はっきりとした診断名はありませんでしたが、医師からは「パーキンソン症候群の可能性があります」と言われ、薬を処方されました。1ヵ月ほど薬を飲みましたが、症状に改善は見られず、杖を使って歩行となりました。
このままでは症状が悪化したら、日常生活に困ると思い悩んでいたとき、友人が光線治療を勧めてくれました。少しでも進行が止まってくれればと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療)を受診しました。
光線治療をした日は足がよく温まり、ぐっすりと眠ることができました。パーキンソン症候群がこれ以上進行し、歩けなくなってはいけないと思い、1日1万歩を目標に歩くようにしたところ、からだが少しずづほぐれてきた感じがありました。
薬と光線治療と運動療法を併用しての効果が少しずつ出始め、3ヵ月後には以前よりも体の冷えがやわらぎ、人と会って緊張したり、イライラすると出ていた手足の震えが落ち着いてきました。ぎこちない歩き方も、左右のバランスが少し改善して、右足が左足のスピードについて行けるようになり、杖がなくても歩けるようになり、自分でも驚きました。
あれから半年後、病院から出される薬の量も増えず、光線治療をすると歩くのが楽になって、外出しようという意欲がわくので、今後も光線治療を継続していこうと思っております。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腓腹筋部㉙を各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③を各5分間照射。⑦①②㉙⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修