
頸椎症による手のしびれが治った
栃木県/70歳・女性・主婦
7年前、整形外科を受診し、変形した首の骨が神経を圧迫している、頸椎症と診断されました。
最初は右腕にしびれが出て、しばらく様子をみていたのですが、徐々に悪化して首を反らせるとしびれが強くなり、3ヵ月後には、物を持つのもつらくなりました。家でピアノを教えていたのですが、ピアノも弾けなくなってしまいました。
整形外科では首を牽引したり、痛み止めの薬やビタミン剤などをもらいましたが、少しもよくなりませんんでした。ほかにも鍼や整体やマッサージの治療も試しましたが、いっこうに効果がなく、途方に暮れていました。
病院では「手術をするしかない」と言われましたが、首の手術は何かあったら怖いし、手術をしても100%よくなる保証もないとのことで、手術は断りました。そんなとき、ときどき自宅で使っていた光線治療器を思い出し、ワラをもすがる思いで貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました
根気よく治療すればきっとよくなるとのことでしたので、自宅で光線治療を始めました。
当初は首に照射すると、1分も経たないうちに首の痛みが強くなり、そのまま照射を続けにくい状態でした。でも、がまんしながら少しずつ照射を続けました。
そのうち、からだが慣れてきて、照射時間を延ばすことができるようになりました。それから3ヵ月間、光線治療を続けたところ、ある日ピタッと手のしびれはとれ、大喜びしました。しばらく再発予防のために治療を続けました。
今は疲れたときなどに光線照射をしています。今ではしびれの再発はまったくありません。病院で頸椎の手術しかないと言われたとき、手術するのを断り、光線治療を選んだことは、本当によかったと思っています。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・頚椎下部㉜・左右頸部を各5~10分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、㉜・左右頸部は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修