瀕死の悪性リンパ腫だったネコが回復した

 神奈川県/ネコ(報告者・飼い主の女性)

 私は股関節を痛めて、1年前から光線療法を始めました。お陰さまで痛みも軽減し、健康回復に大きく役立ちましたが、それ以上に目覚ましい効果を発揮した実践例がありますのでお知らせしたいと思います。

 実は昨年6月に、わが家のネコ(雌)が胸部に悪性リンパ腫を発病しました。物言えぬ動物のため。私も彼の具合の悪さに、なかなか気づけませんでした。動物病院で検査を受けたときには、症状はかなり進行し、人間で言えば末期ガンに近い状態だと宣告されました。胸部の手術は困難で、しかも症状が重いため、獣医師と相談して、抗ガン剤を使う化学療法を行うことになりました。

 しかし、それはあくまで呼吸困難を回避する対症療法で、「延命はほとんど期待しないほがよい」と言われました。1年間の延命の確率は2割にも届かず、明日をも知れない命とも言われ、かなりショックを受けました。

 以前、『光線療法』紙で光線療法がガンにも効果を発揮したことや、ペットのポリープが光線照射で消えた記事を読んだことを思い出し、すぐに治療用カーボンの番号を教えていただいて、ネコの光線照射を始めました。

 化学療法と同時進行で光線療法を行ったわけですが、不思議なことが起こりました。化学療法では必ずあるといわれる副作用が、ほとんど出なかったのです。化学療法を続けながらも、食欲がほとんど落ちずに体力があり、ヒゲは抜けてしまいましたが、体毛はほとんど抜けませんでした。 

 照射4ヵ月後には元気を取り戻し、獣医師の先生にも「とても信じられない」と言われました。いまでは、化学療法も終わり、再発の可能性も低下し、普通のネコと同じ生活を送っています。大切な家族の一員であるネコなので、告知を受けたときは悲しみにくれましたが、現在ではここまで回復したことを、本当にうれしく思っています。これも、毎日続けた光線照射のお陰であると、心から深く感謝しております。

 光線治療器は、わが家の宝物です。安心できる心のよりどころです。初めは信じなかった夫も、いまではすっかり頼りにしています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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