頑固な不眠症が、わずか1週間で改善
【治験症例 5】
不眠症
70歳・女性・会社役員/身長152cm・体重47kg
◆症状の経過
30年来、常に寝つきが悪く、精神安定剤を使用しても、すぐに眠れることはなかった。66歳時、交通事故でむち打ち症になり、睡眠導入剤を服用しても、2~3時間しか眠れないので、夜がくるのが憂うつであった。
友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥・背中全体(以上集光器使用せず)・後頭部③(以上1号集光器使用)・左右咽喉部④・前額部⑮(2号集光器使用)各10分間照射。
◆治療の経過
週2~3回のペースで、当所(光線研究所付属診療所)へ通院治療を行った。
初診時の夜から15分ほどで入眠できるようになり、夜間排尿も1回ですみ、久しぶりに朝スッキリと起きることができた。治療1週間で眠りが深くなり、起床時に熟睡感が得られるようになった。
治療1ヵ月後にはむち打ち症も改善し海外旅行にも出かけられるようになった。帰国後も時差ぼけに悩まされることはなかった。現在、治療5年目であるが、週1~2回の通院治療を継続し、体調管理に役立てている。もちろん、不眠症で悩むことは亡なくなっている。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著