前置胎盤が改善して、自然分娩ができた
長野県/女性・主婦
私の実家には子供のころから光線治療器があり、両親、祖父母をはじめ家族全員で毎日のように使用していました。結婚に際しては、光線治療器を嫁入り道具のひとつとして、実家から持参しました。このたびは、結婚3年目の初めての妊娠から出産までの経過を報告します。
妊娠8種目ごろからつわりが始まり、一日中気持ちが悪く、睡眠もままならない状態でした。『可視総合光線療法=遺伝と光線』のつわりの項を参考にして、治療用カーボンは3001-5000番で照射されたところ、気持ち悪さが半減して、食事もとれるようになりました。
ところが、20週をすぎたころから、お腹の張りが強くなってきました。23週目には少し不正出血があり、病院で検査を受けたところ、前置胎盤と診断されました。
医師には「胎盤が子宮の出口のところに出てきており、はがれやすくなっていて、出血しやすいので、とにかく自宅で安静にしていること。お腹の張りが強くなったり、出血した場合には、すぐ連絡すること」と言われました。
自宅に戻って、以前『光線研究』紙に掲載されていた「前置胎盤」の記事を参考に光線照射を行いました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・腰部⑥・両膝部②左右下腹部㉓㉔・陰部㉕・後頭部③各5分間照射、⑦㉙⑥②以上集光器使用せず、㉓㉔③以上1号集光器使用、㉕は2号集光器を使用しました。
光線照射を始めてから、日々お腹の張りが軽くなってきました。照射を開始して10週目で妊娠33週の検診では、胎盤は普通の位置まで上がっており、胎児の発育状態もまったく問題なしと診断されました。そして、37週目に自然分娩で、3100gの女児を無事出産しました。
前置胎盤と診断されたころは、「自然分娩は無理です。帝王切開を行うことになるでしょう」と医師に言われていました。不安で夜もろくに眠れませんでしたが、光線療法のお陰で精神的にも安心し、自然分娩できたことに心から感謝しています。
その子も先日、無事1歳の誕生日を迎えました。元気でとても活発な赤ん坊です。でも、何かあったときには、必ず光線療法をしてやろうと思っています。わが家ではこの子が光線療法の4代目の利用者になりました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著