
光線療法で難治の前置胎盤が治った
大阪府/28歳・女性・主婦
最初の子は自然分娩で出産しました。妊娠中は、つわりもあまりひどくなく、とくに問題ない妊娠・出産でした。今回、2人目を妊娠したのですが、4ヵ月目に入ったところで出血がありました。産婦人科での検査の結果、前置胎盤と診断され、安静が必要なことと、6ヵ月目以降は未熟児でもすぐに対応ができる総合病院に転院して、帝王切開での出産になると言われました。
光線治療器は結婚前から使用しており、嫁入り道具のひとつとして持ってきておりましたので、帰宅後さっそく照射を行うことにしました。貴光線研究所発行の『別冊・可視総合光線療法=理論と治験』に書かれていた「前置胎盤をともなう妊娠」の治験例を参考に照射を行いました。 治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部・陰部㉕各10分間、腰部⑥・左右下腹部㉓㉔・背正中部㉘各5分間照射しました。⑦②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔㉘以上1号集光器使用、㉕は2号集光器を使用しました。
照射開始から1ヵ月後の5ヵ月検診では「胎盤は正常の位置まで上がってきており、逆子ではあるけれども、この時期は問題ないので気にしなくてよい」と言われました。また、今後は胎盤が下がることはないので、普通に生活してよく、出産も自然分娩できるよう診断されました。光線療法のお陰と感謝すると同時に、その威力にあらためて驚かされました。
その後は、貴所発行の書籍『可視総合光線療法=遺伝と光線』の「胎児の発育」の項を参考にして、治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・腹部⑤・後頭部③を各5~10分間ほぼ毎日照射しました。お陰で予定日に無事、元気な男の子を出産することができました。これからも母子ともに光線療法で健康管理に努めたいと思います。
◆コメント
受精卵が着床して胎盤ができていく場所は、普通は子宮内腔の上のほうだが、ずっと下方にの子宮口に近い場所に着床して、そこに発育した胎盤が子宮口をふさぐような形になることがある。これを「前置胎盤」といい、子宮口をふさぐ程度によって、全前置胎盤とか一部前置胎盤などと呼ばれる。その発生頻度は全妊娠の0.5%程度で、そのうちの約20%が全前置胎盤といわれている。原因はわかっていない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著