ニワトリの卵大の子宮筋腫が縮小した
福岡県/51歳・女性・主婦
1年ほど前、下腹部痛が日ごとに強くなり、不正出血も出てきたため、病院で検査を受けました。ニワトリ卵大の
子宮筋腫があると診断されましたが、幸い貧血が見られないため、しばらく経過を見ようと言われました。
しかし、からだを冷やしたり、重いものを持ったり、腰をひねったりすると、下腹部に違和感を感じるようになりました。とくに寒い日は下腹部の張りや圧迫感が強くなり不快でした。また、ひどい便秘でお腹が張り、大変つらい毎日でした。生理も順調で、不正出血から貧血状態となり、鉄剤を使用するようになりました。
定期検査のとき、医師より子宮筋腫が14cmにも成長しているため、早めに手術を行ったほうがよいと言われてしまいました。しかし、なかなか手術の決断ができないでいたところ、光線療法で子宮筋腫を縮小させたという友人の強い勧めがあり、光線療法にかけてみようと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次の処方をいただきました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・腰部⑥10分間、両膝部②5分間(以上集光器使用せず)、左右下腹部㉓㉔各10分間、背正中部㉘5分間(以上1号集光器使用)、陰部㉕10分間(2号集光器使用)照射。病院の医師には、光線療法を行うことは話しませんでした。
光線照射を始めて1ヵ月経過したころには、下腹部の張りが少しやわらぎ、照射2ヵ月後には冷えがやわらぎ、多少動きすぎたり、重いものを持ったりしても下腹部の痛み、張り、圧迫感がでなくなりました。また、ガスがたまりにくくなり、便秘も解消しました。
照射3ヵ月後、病院の検査で子宮筋腫がかなり縮小し、照射4ヵ月後には、担当医から「手術を行う必要はないでしょう」と首をかしげて、大変不思議そうに言われました。
婦人科で早めに手術をするように言われた大きな子宮筋腫が縮小したことから、家族全員がすっかり光線療法のファンになりました。みんな光線治療器を奪い合っていたため、今ではもう一台求め、仲良く交代で照射しています。子宮筋腫縮小後、1年目の検査を病院で受けましたが、子宮筋腫は見当たらないとのことで、今後はとくに気になるところがなければ、しばらく受診しなくてもよいと言われています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著