自動車の運転もできない眼瞼下垂が改善した
群馬県/65歳・男性・自営業
60歳ごろから、からだにだるさを感じるようになりました。とくに眼精疲労、肩こり、頭痛が強くなりました。自分では老眼が進んだせいかと思い、新しく眼鏡を作り替えてみましたが、一向に改善しません。夕方になると、だんだんまぶたが上がらなくなり、眼を開けていることもつらくなってきました。まぶたが上がりにく症状は徐々に進行し、1年後には日中でも開けていられなくなり、車の運転ができなくなってしまいました。
近くの眼科で大学病院を紹介され、いろいろ検査を受けましたが、はっきりした原因はすぐにはわかりませんでした。結局、老人性眼瞼下垂症と診断され、手術以外に治す方法はないと言われました。たとえ手術をしても完全に治らない場合もあり得ると言われました。もし、手術に失敗して失明したらなど考え、不眠症にもなってしまい、何とか手術以外に治せる方法はないものかと思うようになりました。
ちょうどそのころ、親友より光線療法の話を聞きました。彼の話では、「とても気持ちがよくて、何でも治る不思議な治療法だ」ということでした。失礼ながら、半信半疑でしたが、ここはワラにもすがる思いでしたので。貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に問い合わせをしてみました。
すると、すぐに貴所から返事がきて、治療用カーボンは3001-5000番を使用して、両足裏部⑦10分間、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③・顔(眼・鼻)部⑯(以上1号集光器使用)・左右こめかみ部㊱㊲(2号集光器使用)各5分間照射するようにというアドバイスと、「ここはあせらず、根気よく継続させることが大切です」と励ましていただきました。すぐに光線治療器を求め、自宅で照射を始めました。
光線照射は、実際に行ってみると想像以上の気持ちのよさで、照射をするとからだの中にエネルギーが満ちてくるような充実感がありました。
照射開始1週間ぐらいで、からだのだるさがとれてきたような感じがしました。光線照射を続けるうちに、肩こりや頭痛がとれてくると、まぶたも上に上がるようになってきました。
約1ヵ月間の照射で、右眼は完全に開くようになりました。左眼が完全に開くようになるまで、結局6週間かかりましたが、その後は両眼とも以前のように眼が開けられなくなることは一度もありません。
光線照射を始めてから風邪を引くこともなく、以前より確実に元気になっています。いまでは体調管理のために、光線療法はなくてはならないものになっています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著