白内障が改善し、メガネなしで新聞が読める
北海道/70歳・女性・華道家元
40歳のとき受けた健康診断で糖尿病と診断されました。当時はまったく自覚症状もなく、寝耳に水の出来事でした。その後、年々血糖値が上昇したので、45歳からは毎朝、インスリン22単位の自己注射を始めました。そのころから糖尿病性の白内障になり、年々眼のかすみが強くなり、見えにくくなってきました。
53歳の正月に風邪をこじらせて、こんどは右顔面神経麻痺になりました。瞼も閉じず、眼球も動かせず、視力表のいちばん上の字も判断できません。眼科では、「手術をしないと見えるようにはなりません」と言われました。
まず顔面神経麻痺を治して、それから手術したほうがよいと考え、マッサージや鍼灸治療にも通いましたが、左にゆがんだ顔は元には戻りませんでした。
たまたま札幌市内で光線療法をしている津田光線治療院のことを聞き、50回ほど通院しました。顔のゆがみが楽になり、顔面神経麻痺はほとんどなくなりました。ぼやけていた視野も徐々にはっきりしてきました。
これは自分にはぴったりの方法だと確信し、光線治療器を求め、自宅で照射を始めました。指導書『可視総合光線療法=遺伝と光線』には多くの治療例があり、その中に痔の治験例もあったので、若いころからあるイボ痔(内痔核)も加えて照射を行いました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②各15分間、腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・背正中部㉘・後頭部③(以上1号集光器使用)・左右咽喉部④・顔(眼・鼻)部⑯各8分間、肛門部㉑(以上2号集光器使用)15分間を照射しました。
光線照射開始から半年ほどでイボ痔が引っ込み、排便時の痛みや出血から解放されました。白内障のほうも物がスッキリと見えるようになり、いつの間にか老眼も改善しました。いまでは新聞でも何でも、メガネなしで読むことができます。光線照射を始めてから糖尿病の経過もよくなり、主治医にいつもほめられています。
光線療法は何にでもよく効き、副作用もなく、安心して行えます。孫も温かくて気持ちがよいと喜んでかけています。各家庭に1台あるとよいと思い、ことあるごとに光線療法のよさを話しています。光線療法を普及された貴付属診療所(光線研究所付属診療所)の元所長・黒田保次郎先生は神様だと思います。これからも人助けのお手伝いをさせてください。よろしくお願いいたします。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著