網膜黄斑変性症からきた見えにくさが改善した
東京都/61歳・女性・主婦/身長155cm・体重59kg
8年前の人間ドッグで、左右の眼の視力差が大きいので、眼科の受診を勧められました。眼科では、眼部に少し異常があるとのことでしたが、治療するほどではなかったので、毎年の検査で様子を見ていました。毎年状態は同じで、とくに悪化することもありませんでした。
ところが昨年は、たまたま緑内障検査のための表を片目ずつ見ていたら、右眼で見ると中央が黄色っぽく暗く見えました。急いで眼科を受診し、眼底に水がたまっていると言われ、造影検査をすることになりました。
造影検査を受けるまでの間、長年母が使用し、私もときどきは使っていた光線療法を自己流で試しました。光線療法を行うと眼が楽になる感じがありました。
造影検査の結果、加齢性黄斑変性症と診断されました。この病気は歳をとると眼底の新陳代謝が悪くなり、新生血管というもろい血管が発生して、その血管が破れて出血して目が見えなくなる病気と説明がありました。
また、この病気は、薬やレーザー治療などの治療法はあるものの、決定的なものではないとのことです。
私の場合は、もう少しあっかすれば治療することもできなくなるが、現在の状態では有効な治療法はなく、そのまま経過をみるだけと言われてしまいました。
何も治療しないで、進行を待つのは大変不安なので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、次の処方による光線照射を自宅で毎日続けることにしました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・肝臓部㉗・後頭部③・眼部⑯・左右こめかみ部㊱㊲各5分間照射、⑦②⑥以上集光器使用せず、③⑯以上1号集光器使用、㉗㊱㊲以上2号集光器使用で行いました。
光線照射を始めて4ヵ月後から、円形に黄色く見えていた視界が徐々に薄くなりました。現在、照射を始めて9ヵ月になりますが、円形に黄色く見えていたものは、すっかりなくなりました。病院の検査でも、眼底の黄色い膜は消えていて、水がたまっていたのも、4分の1に減っていると言われました。
眼科の先生は、「眼底は確かによくなっているが、この病気は自然とよくなることはない病気なので、信じられない」と言っていました。眼科の先生には、光線療法の話はしませんでししたが、これは、光線照射の効果でしかありません。決定的な治療のない病気が光線療法でも改善できて、感謝でいっぱいです。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著