眼底出血による視力障害が回復した
京都府/52歳・女性・パートタイマー
パート勤めをしている52歳の女性です。もともと近視がひどく、視力は0.1以下でしたが、コンタクトレンズを使えば、日常生活にとくに支障はありませんでした。
ところが、昨年の5月ごろ、文字のゆがみやズレを感じました。右眼で物を見ると、丸く黒っぽいものが視野の一部をさえぎっているのに気がつきました。
驚いて大学病院の眼科を受診したところ。右眼網膜に出血があることがわかりました。しかし、強度の近視で、眼底を含めた眼球全体の壁が大変薄くなっているので、レーザー治療や手術等の治療ができない、また、右眼が見にくいので左眼にも負担がかかり、左眼にも同じ症状が出る可能性があるとも言われました。
治療法がないなんて、これ以上悪化して目が見えなくなったらどうしようと、ものすごい不安感におそわれました。
そんなとき、姉に光線療法の話を聞き、眼にもよさそうなので、一刻も早く光線照射を始めたいと思いました。加療器を求め、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)・肝臓部㉗、左右こめかみ部㊱㊲(以上2号集光器使用)各5分間照射しました。
この照射方法で、毎日必死に光線照射を行いました。光線照射を半年、1ヵ月と続けるうちに、徐々に右眼に見えていた黒っぽいものが薄くなり、文字のゆがみやズレもなくなってきました。
照射1ヵ月半で、右眼の症状はまったくなくなりました。病院の眼科で検査をうけたところ、眼底の出血は吸収されていることがわかり、以後は1~2ヵ月の定期検査でよいことになりました。
現在、光線照射を始めてから1年経ちました。眼の状態はまったく問題なく、以前と変わらない日々を送っています。このように眼はよくなりましたが、光線療法は手放せなくなりました。活力をつけるために利用しています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著