顎関節症の痛みが早期に回復する
東京都/46歳・女性・主婦
私は、約10年前に顎関節症を患い、つらい思いをした経験があります。この度、3ヵ月ほど前から、とくに思い当たることもなく突然右あごに痛みがでてきました。やわらかいものなら右側でも噛むことができますが、痛みのためほとんど左だけで噛むようになっておりました。
また、大きく口を開けられず、歯磨きも大変でした。友人の勧めで、寝る時はマウスピースを使用していたので悪化することはありませんでしたが、痛みが続いたため病院で検査を受けました。今回も右顎関節症と診断され、関節がずれているため痛みが強いとのことで、痛み止めの薬と医薬を処方され、朝、夕2回の服用で少しあごの痛みがやわらいできました。
ところが、医薬を飲んでいるのにも拘わらず胃が重だるく不快感が強くなりました。以前、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、肩こりや便秘等を改善したことを思い出しました。適切な指示を受けるため、貴所を受診し、次のような指示を受けました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腹部⑥各10分間、腹部⑤(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)各5分間、右耳下腺(顎関節)部㊳(2号集光器使用)を20分間照射。
「薬の服用は徐々に減らすようにし、また、片側噛みを続けると顔がゆがみやすくなるので、なるべくゆっくりと平均して噛むように」と、貴所で言われたことを守りながら、しっかりと光線照射を行いました。
照射1週間後、右顎関節の痛みが少しずつ軽くなってきました。2週間後、右顎関節の痛みがやわらいできているものの、胃の重く不快な状態が続いたため、薬の服用を一切中止し、光線照射のみを続けました。
照射1ヵ月後、右顎関節の痛みはさらに軽減し、ひどいときと比べて約7割がたよくなり、よほど硬いものでなければ左右平均して噛めるようになりました。
照射約2ヵ月後、何でも自由に噛めるようになりました。歯磨きも楽になり、日常生活にも支障ありません。食事がおいしくなり、2~3kg落ちた体重が元に戻りました。
歯科医は、「ずいぶん早くよくなったね。薬が効いたのかな」と驚きの様子でしたが、まさか薬を中止して光線療法だけで改善させたとは言えませんでした。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著