打ち上げ花火が原因の難聴が1週間で改善
【治験症例 6】
音響外傷性難聴
80歳・女性・主婦/身長15cm・体重45kg
◆症状の経過
打ち上げ花火を打ち上げ場所のすぐ近くで見たあと、帰り道で左耳がボワーンと響くような耳鳴りがして、急に人の声が聞こえなくなった。翌日には、電話の声も聞こえなくなった。光線治療は30年前から、体調管理のためほとんど毎日使用している。この難聴(音響外傷性難聴)に対して効果的な治療を行うため、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番と3001-4000番を交互に使用し、両足裏部⑦・腰部⑥・腹部⑤・後頭部③・右耳部⑱各5分間照射。⑦⑥②⑤以上集光器使用せず、③1号集光器使用、⑰⑱㊶以上2号集光器使用。
◆治療の経過
自宅で光線治療を開始した。両足裏部⑦・左耳部⑰・左乳様突起部㊶は1日2回照射を行い、1週間の光線治療で耳鳴りをまったく消退し、電話の声もよく聞こえるようになった。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著