鼻詰まり、喘息様の症状、腰痛などが改善
【治験症例 8】
鼻詰まり、頭痛、のどの痛み
59歳・女性・主婦
◆症状の経過
若いころから風邪を引きやすく、のどの痛み、頭痛、鼻詰まりの症状があった。また、咳や痰が多く、ひどいときには喘息様の症状が出た。49歳のとき、知人から紹介されて当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
全身状態の改善には、治療用カーボン3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②各10分間、腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④・(2号集光器使用)各5分照射。鼻詰まりの改善には、治療用カーボン3001-4008番を使用し、鼻部⑯(1号集光器使用)を5~10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行った。年齢的に更年期の時期であったことから、冷え、のぼせがあり、婦人科治療と甲s年治療を2年ほど行った。
52歳時、鼻中隔湾曲症の手術を受けた。
54歳時、のどの痛み、頭痛、鼻詰まりの症状が続いたので、当初(光線研究所付属診療所)を再診した(3001-4008番を使用)光線を照射するとからだが温まり、鼻の通りがよくなった。
57歳時、腰痛、左坐骨神経痛が出現したが、光線治療1ヵ月でほぼ完治した。
59歳の現在、季節の変わり目などには鼻詰まり、のどの違和感、咳があるが、光線を照射すると楽になるので、毎日1時間半照射している。骨量検査の経過もよい。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著