においがまったくわからなかった嗅覚が回復した

 神奈川県/63歳・女性・主婦 

 娘が10代のころ、ひどい肩こりや腰痛で悩んでいたので、知人に勧められ治療器を求め、光線照射を行っていました。私自身は、そのころとくに困るような病気もなく、ほとんど使っていませんでした。

 ところが、いまから13年くらい前、50歳前後のときに、風邪を引いたあと、においがまったくわからなくなりました。

 一時的な症状と思っていましたが、その後も治らず食事もおいしくなくなりました。「この先一生、においのわからない生活を送るのか」と思うと、これからの人生が真っ暗になり、失意のどん底に突き落とされました。

 病院では、蓄膿症を指摘され、すぐに手術を勧められましたが、治療効果はわからないと言われたので、手術はしませんでした。何とか治そうと思い、いろいろな薬も試しました。ホルモン注射やアンモニアを鼻につける治療法なども行いましたが、まったく効果がありません。

 そんなとき、しばらく使っていなかった光線治療器のことを思い出し、早速貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。光線療法の指導書にも、この症例は出ていませんでしたし、においがわからなくなって5~6年経っていましたので、貴所でも確実に治るとは言ってもらえませんでした、

 しかし、いろいろな治療を受けてきて、もう私には光線療法しかありません。内心は不安でしたが、この際光線療法にかけてみる決心を固めました。貴所からは、次のような指導を受け、自宅で光線照射を始めました。 

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②(以上集光器使用せず)5分間、後頭部③(1号集光器)と左右咽喉部④各5分間は1日おき交互に、顔(眼・鼻)部⑯(以上2号集光器使用)10分間照射。

 とにかく治したい一心で、それは熱心に根気よく照射を続けました。時間のないときは、鼻の照射だけでも続けました。そして、光線照射を5年間ほど続けたある日のこと、ふっとリンゴのにおいがわかることに気が付つきました。このときは大変な驚きと喜びでした。それ以後は、徐々ににおいがわかるようになりました。 

 光線療法を始めて8年目の現在は、ほとんどのにおいがわかるまでに回復し、においで困ることはまったくなくなりました。耳鼻科で診てもらいましたが、蓄膿症も治っている言われました。まだ風邪を引くと嗅覚が鈍くなるので、そのときは、いつもより多めに鼻の照射をします。

 もう治らないと半ばあきらめた嗅覚異常を、光線療法のお陰で改善することができ、大変感謝しています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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