父子で花粉症の症状が改善
【治験症例 1】
花粉症
8歳・男児、39歳・男性
◆症状の経過
4歳ごろから春先のみ花粉症が見られた。くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状があり、春先だけ薬を服用していあた、また、冬季以外にも風邪をよく引いていた。
39歳の父親にも花粉症があるということで、知人の紹介で父子として当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
男児の治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②(以上集光器使用せず)各10分間、後頭部③5分間、鼻部⑯(以上2号集光器使用))10分間を照射。父親には同じ治療用カーボンを使用し、男児の処方に加えて両足首部①・腰部⑥(以上集光器使用せず)各10分間照射。
◆治療の経過
自宅での光線治療を1ヵ月続けたところ、父子ともに、足からからだ全体が温まり、その後、男児は風邪を引くことが少なくなった。治療2ヵ月後、花粉症流行の季節に入ったが、父子ともにほとんど花粉症の症状が出ていない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著