膵臓ガン末期と告知された娘が延命した
千葉県/39歳・女性・主婦(報告者・父)
39歳になる娘は結婚して6歳と3歳の子どもがいます。昨年の3月ごろから、急に食欲が落ちてやせてきました。仕事もしていたので、仕事と育児の両立が大変なのかなと思っていました。しかし、6月に受けた会社の健診で再検査と言われました。くわしい検査をしたところ、膵臓ガンで肝臓にも転移していると診断されました。すでに末期で余命3ヵ月ぐらいと驚愕の宣告を受け、愕然としました。病院ではもう有効な治療法がないというので、娘が外泊したときに、治療用カーボン1000-3001番を使って光線療法をしてやりました。
病気が末期ガンでは、光線療法でもむずかしいと思っていましたが、実際光線療法を行うと、食欲が出て、よく眠れ、顔色もよくなって元気になるようでした。そこで、6月末に、無理に病院を退院させて、自宅で光線療法をしっかり行ってやることにしました。貴付属診療所(光線研究所付属診療所)にもご相談して、次のような照射を続けました。
治療用カーボンは1000-3001番と1000-4008番を交互に使用し、両足裏部⑦10分間・両足首部・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)各5分間、背正中部㉘(1号集光器使用)・肝臓部㉗(2号集光器使用)各10分間照射しました。
光線治療2台使って、できるときには1日何回も照射してやりました。すると、減っていた体重も増え、病人とは思えないほど元気になっていきました。余命3ヵ月の期限であった9月も、元気に乗り越えることができました。10月、11月もすぎて、12月に病院で検査を受けたところ、ガンがやや縮小していると言われました。
年を越して、学生時代の同窓会にも出席し、家族でスキーにも出かけました。ほんとうに末期の膵臓ガンなのか疑うほど、普通以上に元気にすごすことができるようになりました。
しかし、ガンは徐々に娘の身体をむしばんでいたようで、残念ながら今年4月に他界しましたが、最期まで痛みの症状はほとんどなく、眠るように亡くなりました。病院の担当の先生はガン末期のつらい症状もなく、ここまでよく持ったと大変驚いておられました。
光線療法で、余命3ヵ月が7ヵ月間も延命して、家族と楽しい時間をすごすことができ、苦痛もなかったことは、光線療法のお陰です。ありがとうございました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著