バセドウ病による眼球突出が改善した
神奈川県/34歳・女性・会社員
私は、会社で管理職をしている独身女性です。2~3年前から、手足のふるえやイライラ、そして発汗も多くなり、最初は仕事のストレスのためだろうか、あるいはちょっと早いけれど更年期障害かと思っていました。
ところが、これらの症状が強くなり、本当に歩くのも大変なくらい体力もどんどん落ちてきたので、これはおかしいと思って、病院で診てもらいました。精密検査の結果、甲状腺の異常でバセドウ病と診断されました。すぐに甲状腺ホルモンを抑える薬が出ました。その薬を服用したところ、副作用が強く中止して、次にステロイド治療を始めました。それで何とか症状の落ち着いてきましたが、ひと安心する間もなく、こんどは眼球が飛び出てきてびっくりしました。これはバセドウ病による症状のひとつだそうですが、さらに角膜にも傷がついていると指摘され眼科にも通院を始めました。
しかし、この病気はなかなか治すのはむずかしいと言われ、たいへん落胆していました。そんなとき、知人に光線療法を行っている治療院を勧められました。3日間はほど通院して、光線照射を受けたところ、何となく元気になる感じがしました。貴付属診療所(光線研究所付属診療所)があることも知り、早速貴所を受診し、自宅で光線照射を始めました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①各10分間、両膝部⑦・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)・左右咽喉部④・眼部⑯(以上2号集光器使用)各5分間照射。
光線照射を数回行ったあとに、もう一度眼科を受診しましたが、角膜の傷はすでに治っていると驚かれました。
また、光線照射を始めて1年たったころから、歩けないほど体力が落ちていたのに、急に体力が回復してきて、よく歩けるようになりました。私のそんな様子を見て、両親も光線療法の効果に驚き、自分たちも光線治療器を求めて照射を始めたほどです。
こめかみ付近の緊張感もあり、こめかみ部㊱㊲へも1日2時間ほど追加照射しました。「眼球突出は、なかなか治らない」と言われていましたが、照射を始めて2ヵ月ほど経ったころ、眼科での検査で眼球の突出が1mm引っ込んでおり、3ヵ月後にはさらに1mm引っ込んでいました。甲状腺の腫れも引いてきて、光線療法の効果には大変驚いてます。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著